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延長線上『手書の手帳から』

端っから
 出会いを求めての
 ことじゃなかったの
 
日記を書きたかった
 だけ
 
 
 
日記の書き始めは
 予備校時代に渡された
 手帳に認めたる
 予定書きから 
であろうか
 模試やら願書受付日やら
 書き込む合間に
 一言二言
 と
 その手帳は
 無くしてしまったのだが
 あれには
 大学1年前半のことも
 
 そこに
 大学の船で行った
 オーストラリア研修航海のことも
 
あれが
 手書き日記の
 始まりだったろうか
 
 



その流れで
 大学時代には
 日付入りのスケジュール帳なんかに
 予定を書き込みつつ
 日々のちょっとした思い付きを
 一行二行
 
巻末余白ページなんかには
 手紙の下書き書いたりも
 
そのうち
 「一日一行でも」と
 ちょっとした縛りを設けつつ
 
大学4年と勤めて4年と
 静岡清水での生活の実態が
 あの手帳には詰まってて
 
そのスケジュール手帳を
 「見たい」と言ってきた人には
 見せてました
 
人の悪口書いてるわけでもなし
 「この人が好き」みたいなことは
 書いてあっても
 たま~にだったし 
 そんなに
 恥ずかしい気はしてませんで
 
ただ
 声に出して読まれるのは
 勘弁してほしく
 なんだろ
 声に出されて読まれると
 何か違うものに聞こえたからか
「見たい」と言ってきた人以外の
 不特定多数に聞かれてしまうからか
 自分の認識しきれぬ範囲に
 広がってしまうからか
 
女子の場合
 「見せて、見せて」
と言ってくるくせに
 いざ
 「はい、どうぞ」
と手渡すと
 躊躇して
 本当に読みたいのではなく
 ただのノリ?
 本当に見たいわけでなく
 
男子の場合は
 「見せて」
 とは、そんなに言ってこなくて
 関心がないのか
 自分の立場に置き換えてなのか
 「自分だったら見られたくない」なのか
 
 
「見せて」と言ってきた男子は
 その後も定期購読者になってたり
 定期的なチェックが入ったり
まぁ
 いい友人だったなや
 面白い奴等だったなや
 
 
他人に見せることで
 若干
 書く言葉に変化があらわれて
 
 
 
まさに
 こうして
 ネットでの公開日記の
 さきがけに
 
  
 
 
 
 
 
 
 
  
 
その何年分かの手帳の束は
 まだ手元にありますがね
 
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by charry23 | 2008-04-02 19:53 | 下書
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